妊娠出産

帝王切開 体験談(入院日・手術前日)

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前回の記事にて、里帰り出産までの妊娠の経過(前置胎盤)とその後の経過について体験談を書いたのですが、今回は帝王切開の入院日〜手術当日についての体験談を書こうと思います。

入院日の子供の別れ際の様子

3歳の息子は、里帰り中甘えが強くなった様子が伺えました。「ママが赤ちゃん産むために入院,手術する」こともちゃんと理解してくれていて、「お腹に赤ちゃんがいるから今までと同じように遊んで動き回れない(お腹が張ったり日に日に重くなっているから)」ことも理解していて、いろいろ本人なりに我慢してくれていた中,里帰りで周りの家族構成や環境が大きく変わって適応しようと頑張ってくれてたんだろうなあと思います。入院日までにも、義母、義父のとこに預かってもらった時に大泣きしたこともあり、入院日ママと離れる時、たくさん泣くんだろうなと想像していました。だけど、なんと、入院の日、病室へ向かうエレベーターの扉の前で子供にバイバイしたとろ、全く無く様子もなく、「テレビ電話しようね!」と約束の言葉を子供から交わしてくれて、すんなりバイバイができました。そんな姿を見て、子供も頑張ってくれてるから私も頑張らなきゃ!と子供から力をもらいました。

入院日までに子供とお話ししたこと

里帰り中、子供が精神的になるべく落ち着けるように、大切なことは子供と一緒に話し合い、なるべく子供の気持ちや考えを尊重してあげられるように心がけていました。

一番時間をかけて子供の気持ちを聞いて何度も話し合ったことは、ママが入院するときにどうやったら寂しくならないでバイバイできてその後もすごせるか?ということです。入院先は子供は面会不可で病室に行くエレベーターの前までしか来れません。その時に誰といてその後はどこでどう過ごすか,いろんなパターン、案を出してみて,子供が「これなら泣かずにバイバイできるし寂しくないよ」と言ってくれた案があったのでそれが実現できるようにじいじ、ばあばにも相談しました。みんなの協力があって、それが実現できるとわかってからは子供の様子も変わりました。それまでママの入院の話をするたびに泣いて「嫌だ、ついていきたい,なんで子供はママについて行ったらダメなの?先生に電話して聞いてみて」と悲しそうに同じことを嘆く繰り返しでしたが、自分の気持ちを汲み取ってもらえて納得して現実を受け入れれたのか、泣かなくなり「夜は泣くけどちゃんとバイバイできるよ」と言ってくれるようになりました😌私はそんな姿を見てホッと安心しました。周りの協力あってこそなので家族に感謝です。

入院後の流れ

無事に子供とバイバイした後は、手術に向けての準備です。病室は希望通り個室に入れたので一安心。入室してしばらくは、看護師さんと書類のチェックや確認事項,いろいろ質問させてもらったり、採血、NSTモニターチェック、手術にむけて剃毛してもらったりしました。そのほか,薬剤師さんが今使用しているお薬の確認に来たり,事務さんが出産手当一時金や他の料金などについての確認にきたり、明日手術担当の看護師さんが術前訪問にきてくれたりと数時間ほどバタバタしてました😊

落ち着いてから、シャワーを浴びて、術後に困らないように荷物の整理と部屋のレイアウトを整えました。その日の0時から絶食になるため、18時の夕食を食べた後に病院の売店へ最後の贅沢品(バームクーヘンとりんご)を買いに行って部屋で食べ,その後消灯までは、母子手帳の記入をしたりテレビを見たりと好きなことをして21時の消灯まで時間を潰しました。

帝王切開後に向けて部屋のレイアウトを整える

ここは術後の痛み対策として術前できることとして、私の中でかなり大切にしたポイントです。術後は痛みで動くのがとにかく大変なので、病院の予定表をみながら何をいつ使うのか考え、どこに置けばいいか、イメージしながら物の配置を整えておきます。いざとなったらお願いできるように看護師さんにも分かるように配置しました。

ここの病院では手術後の私のお迎えは、部屋のベッドを直接オペ室に移動させて迎えに来てくれるとのことだったので、ベットの上や柵には何も置かず、引っ掛けず、術後すぐに使うものはベットから手の届く範囲にわかりやすくセッティングしました。手術後に必ず使うもの(スマホ,充電器、ストロー付きペットボトル、テレビのリモコン)は手の届く範囲に。そして着替えやタオル、その他のものなどは看護師さんが見てすぐにわかる位置に置きました。ペットボトルにつけるストローはたまにペットボトルの飲み口にはまらないものがあるので事前に確認しておくことをお勧めします😊

帝王切開の心構え

にとにかく心配性な私にとって、手術のことを考えると本当に怖かったです。手術の日が近づくにつれて、いよいよかと恐怖心も大きくなり手術日前日が不安のピークでした。背中の麻酔針の痛みは我慢できるかな,麻酔が効かなかったらどうしよう、冷静にいられるかな、出血がたくさんあったらどうなるんだろう、赤ちゃん無事に生まれてこれるかな、術後の痛みは我慢できるかな….etc いろいろ考えてしまいます。

しかし,その一方で、自分にはどうすることもできないことばかりだから、先生やスタッフの皆さんを信じて身を任せるしかないことも分かっていました。応援してくれている家族,ママと離れて頑張ってくれている息子のこと、お腹の中の赤ちゃんのこと、ここまで乗り越えてきた長い道のりなどを考えると、進むしかない!と強く思えるようになり、気持ちも切り替えることが出来ました。みんなにいい報告ができますように、ほかのママたちも乗り越えれたことだから私にも乗り越えれる、きっと大丈夫、息子が赤ちゃんの顔見たらなんで言うかな、どう感じるかな、赤ちゃんどんなお顔かな,どんな鳴き声で生まれてくるかな、など考えていると自分の前向きな力になりました😊病室の鏡で前に突き出た大きなお腹を見て、なでなでしながら「明日会えるね,頑張ろうね」って話しかけました。今まで撮る機会のなかったこの大きなお腹を鏡越しに写真に撮って、記念に残せたのもいい思い出になりました😌

マタニティライフのラスト

入院日は手術日前日でしたので、最後のマタニティライフでした😌この前に突き出た大きなお腹や、激しく感じる胎動も今日で最後。やっと会えるねって気持ちと、もうお腹の中から出て行ってしまう寂しさといろんな気持ちで溢れました😌お腹に感じる新しい命を今日はいっぱい感じて,話しかけて、明日会える楽しみに繋げました。

さて、ここまでは手術前日のお話しでした。次の記事はいよいよ帝王切開手術当日の出産レポを書こうと思います😊

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