最近クリスマス前になるとよくみかけるシュトーレン。今回はシュトーレンについて少しお話しをしたいと思います。
お子様への食育にも活かせる内容なのでよければ参考にされてください。
記事の最後は、今年食べた美味しいシュトーレンを紹介します♪来年の参考になればと思います😊
シュトーレンとは?
クリスマスの準備期間に食べられるドイツ発祥のパン菓子をいいます。
パン生地にナッツやドライフルーツなどを練り込み焼いたものにバターが塗られ、その上から粉砂糖がまぶされたものが基本のシュトーレンです。
ドイツでは、クリスマスまでの4週間、シュトーレンを少しずつ切り分けて食べていく風習があります。
4週間という長い時間をかけてシュトーレンも熟成し風味が増していくので少しずつ味の変化も楽しめます。
私は大学生までこのシュトーレンの存在を知らなかったのですが、シュトーレンを少しずつ食べながらクリスマスを待ち望むドイツの子供達の姿を想像すると、すごく夢のある素敵な風習だなぁって感じたことを今でも覚えています。
シュトーレンは高カロリー?!
ドイツでは一カ月ほどかけて少しずつたべられるシュトーレンですが、日持ちするように水分は少なく、ドライフルーツやナッツをふんだんに練り込み、バターや砂糖は多めに使って作られています。
生地の中にもバターや砂糖を練り込みますが、さらに焼き上がったものの上にもバターをたっぷり塗り、その上から粉砂糖をしっかりまぶして完成されます。
パッケージの裏側を見てもバターやドライフルーツなどの高カロリーの材料が上位に書かれているものがほとんどなのではないでしょうか(パッケージの原材料欄には使われている量が多い順に記載される決まりがあります)。
この工程を知って分かる通り、シュトーレンはカロリーが非常に高くなりがちです。
一塊200gほどで1000キロカロリーを越えるものも。
一塊を薄く切り分けて少しずつ食べる風習もいろんな意味でも理にかなっているなぁと納得の高カロリーです。
日持ちさせるために仕方がないことなのですが、このことを知った上で食べすぎないように楽しむことが大切だなぁと思います。
1日一切れ、これ以上は食べないという量を決めて食べて欲しいですね😌
一般的に間食は1日200キロカロリー以内でとることが目安だと言われます。
シュトーレンの入ったパッケージの成分表をみて、だいたいどれくらいの量で200キロカロリーになるのか確認して食べすぎない量の目安を確認しておくといいかもしれませんね😌
シュトーレンは最近の食べ物?
日本でシュトーレンが話題になり始めたのはここ最近のことのように思います。
それまでもじわじわと少しずつシュトーレンというものの存在は広まりつつあったようですが、
2013年に東京の表参道で行われた青山ファーマーズマーケットでシュトーレンの食べ比べが行われ注目を集めたことがシュトーレン人気のきっかけのようです。
最近では百貨店や街のパン屋さんや洋菓子店などでもクリスマス前になるとシュトーレンが販売されているのをよく見かけますよね。
ここで、ちょっとした小話ですが、
福岡県のお菓子メーカーの老舗、
千鳥屋さん(千鳥饅頭が有名なお店です)が1969年に日本で初めてシュトーレンの製造販売をしたそうです。
現在、福岡県民の私にとって、
福岡で誰もが知る有名な老舗が
このシュトーレンを日本で初めて作って販売した
という原点になっていることがとても嬉しかったのでここで共有させていただきました!
今年美味しかったシュトーレン
ここで私が実際食べて美味しかったシュトーレンがあるので紹介したいと思います。
先日、義母から美味しいシュトーレンをいただきました。
姫路の有名なパン屋さん「コボトベーカリー」さんのシュトーレンです。
こんな可愛い赤い箱に入っていました!箱を手に取っただけでもこだわりを感じるロゴや箱の質感にワクワク。
薄く切っていただきます。
ナッツやベリーがぎっしり入っていてどこをたべても歯応えも味も美味しい
シナモンのスパイス感がほどよく効いていて
全体の味も思ったより全然重くなくて食べやすい!
薄く切っていただいても、食感も味も大満足でした
シュトーレンってこんなに美味しいんだ。
って初めて思いました。
干しぶどうが苦手な夫も、
これなら食べれる!
と大絶賛。
夫はどんなに好物でも干しぶどうが入ってたら基本的にNGなのに、このシュトーレンは違った。
コボトベーカリーさんはテレビなどのメディアでも紹介されていて、
地元では有名なこだわりのあるパン屋さんなんだとか。
↑ 2人分です笑
ご興味ある方はよかったらリンクを貼るのでチェックされてみてください!
久しぶりに美味しさに感動したのでここで紹介させていただきました。
★リンク
[コボトベーカリー]