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【管理栄養士が解説】妊娠中に食欲がないのはなぜ?食欲不振の原因と無理なく食べる食事の工夫

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妊娠中、

  • 食べたい気持ちがわかない
  • いつもより食事量が減ってしまう
  • 赤ちゃんに栄養が足りているか不安

このような 食欲不振を感じる方は少なくありません。

妊娠中は

  • ホルモンの変化
  • つわり
  • 体調の変化

などにより、普段とは違う体の状態になります。

実際、妊娠初期には

約7〜8割の妊婦さんがつわりを経験するといわれており、

その影響で 食欲が落ちることも珍しくありません。

しかし、

  • 何も食べられない
  • 食事量が大きく減っている

と不安になる方も多いでしょう。

この記事では管理栄養士の視点から

  • 妊娠中に食欲がなくなる理由
  • 無理なく食べるための食事の工夫
  • 栄養不足を防ぐポイント

を 具体例とともにわかりやすく解説します。

妊娠期に整えた食習慣は

出産後や家族の健康にもつながる大切な土台になります。

体調に合わせながら、

できることから整えていきましょう。

妊娠中に食欲がなくなる主な原因

妊娠中の食欲不振は

いくつかの要因が重なって起こります。

①ホルモンバランスの変化

妊娠すると

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)

というホルモンが増加します。

このホルモンは

  • 妊娠を維持する
  • 赤ちゃんの成長を支える

重要な働きを持っています。

しかし同時に

  • 吐き気
  • 食欲低下

などの つわり症状に関係していると考えられています。

特に妊娠初期(5〜12週頃)は

このホルモンが急激に増えるため、

食欲が落ちやすい時期です。

②つわりによる影響

つわりがあると

  • 匂いで気持ち悪くなる
  • 食べ物を見るだけで吐き気
  • 食べると気持ち悪くなる

などの症状が出ることがあります。

その結果

自然と食事量が減る

ことがあります。

つわり中の食事については

こちらの記事でも詳しく解説しています。

👉【管理栄養士が解説】つわり中に食べやすい食べ物ランキング10選|吐き気があるときの食事の工夫

③胃腸の働きの変化

妊娠中は

消化管の動きがゆっくりになる

ことがあります。

これは

  • 栄養吸収を高める
  • 赤ちゃんに栄養を届ける

という体の仕組みによるものです。

しかしその影響で

  • 胃もたれ
  • 胸焼け
  • 食欲低下

が起こることがあります。

妊娠していないときとの違い

通常の食欲不振は

  • ストレス
  • 体調不良
  • 睡眠不足

などが原因で起こることが多いです。

一方で妊娠中は

ホルモン変化という生理的な理由

によるケースが多いのが特徴です。

そのため、

一時的に食欲が落ちても

必要以上に自分を責める必要はありません。

妊娠中でも無理なく食べる食事の工夫

食欲がないときは

「しっかり食べなければ」

と頑張りすぎる必要はありません。

体調に合わせて

食べ方を工夫することが大切です。

①少量をこまめに食べる

一度にたくさん食べると

  • 胃の負担
  • 吐き気

につながることがあります。

そのため

1日3食にこだわらず

  • 1日5〜6回
  • 少量ずつ食べる

方法もおすすめです。

おにぎり半分

午前

ヨーグルト

うどん

午後

果物

ごはん+豆腐

このように 小分けにするだけでも食べやすくなります。

食べられるものを優先する

つわりや食欲不振があるときは

「栄養バランスより食べられること」

を優先しても大丈夫です。

  • おにぎり
  • 果物
  • ヨーグルト
  • うどん
  • ゼリー

など、食べやすいものから

少しずつ取り入れていきましょう。

ただし妊娠中は

生もの・加熱不十分な食品

には注意が必要です。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【管理栄養士が解説】妊娠中に避けたい食べ物一覧|理由と目安量をやさしく解説

③消化にやさしい食事を選ぶ

食欲がないときは

胃に負担の少ない食事を選びましょう。

おすすめ

主食

  • おかゆ
  • うどん
  • 柔らかいごはん

主菜

  • 豆腐
  • 白身魚
  • 鶏むね肉

副菜

  • 煮野菜
  • にんじん
  • かぼちゃ

脂っこい食事は

消化に時間がかかるため

体調が悪いときは控えめにします。

栄養不足を防ぐポイント

食欲が落ちると

栄養不足を心配する方も多いでしょう。

妊娠中に特に意識したい栄養素は

  • 葉酸
  • 鉄分
  • カルシウム

です。

例えば

葉酸

妊娠初期

480μg/日

妊娠中期以降

16mg/日

など、妊娠期は必要量が増えます。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

👉【管理栄養士が解説】妊娠初期の食事で気をつけたい栄養素とは?鉄分・葉酸を中心にやさしく解説

こんな症状があるときは受診を

次のような場合は

医療機関に相談しましょう。

  • 水分もとれない
  • 体重が急激に減る
  • 吐き気が強い
  • 食事がほとんどとれない

つわりが重い場合

妊娠悪阻(にんしんおそ)

の可能性もあります。

無理せず

医師に相談することが大切です。

妊娠期の食事で大切な基本

体調が落ち着いてきたら

基本は

  • 主食
  • 主菜
  • 副菜

をそろえた食事です。

これは

  • 赤ちゃんの成長
  • 産後の体力回復

にもつながります。

妊娠期に整えた食習慣は

出産後や家族の健康にも役立つ

一生の土台

になります。

できる範囲で

少しずつ整えていきましょう。

まとめ

妊娠中の食欲不振は

  • ホルモンの変化
  • つわり
  • 胃腸の働きの変化

などが原因で起こることがあります。

対策としては

  • 少量をこまめに食べる
  • 食べられるものを優先する
  • 消化の良い食事を選ぶ

ことが大切です。

体調に合わせて無理をせず、

できる範囲で食事を整えていきましょう。

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