妊娠中の体重・血糖管理

【管理栄養士が解説】妊娠糖尿病でも外食は大丈夫?血糖値を上げにくいメニューの選び方と具体例

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

妊娠糖尿病と診断されると

  • 外食してもいいの?
  • 何を食べたらいいかわからない
  • 外食したら血糖値が上がってしまいそう

と不安に感じる方は多いです。

結論から言うと、

妊娠糖尿病でも外食は可能です。

ただし妊娠前と同じ感覚で選ぶと

  • 炭水化物が多すぎる
  • 脂質が多い
  • 血糖値スパイク

につながることがあります。

妊娠中は胎盤ホルモンの影響で

血糖値が上がりやすい体の状態になります。

しかし

  • メニューの選び方
  • 食べ方
  • 食事のバランス

を意識すれば、外食でも血糖値は安定させることができます。

この記事では管理栄養士の視点から

  • 妊娠糖尿病でも外食できる理由
  • 血糖値を上げにくいメニュー
  • 外食での具体的な食事例
  • 注意したい食べ方

をわかりやすく解説します。

「外食=ダメ」と我慢する必要はありません。

安心して食事を楽しむためのコツを知っておきましょう。

🔎 妊娠中の体重・血糖管理をまとめて知りたい方へ→【完全ガイド】妊娠中の体重・血糖管理|増加目安・食事量・妊娠糖尿病までまとめて解説

妊娠糖尿病でも外食はできる?

結論として

妊娠糖尿病でも外食は可能です。

妊娠糖尿病の食事療法で大切なのは

  • 炭水化物量
  • 栄養バランス
  • 血糖値の急上昇を防ぐこと

です。

極端に食事を制限することではありません。

例えば、妊娠糖尿病の場合、1食の炭水化物量の目安は

40〜60g程度

ごはんに換算すると

  • ごはん100g(子ども茶碗一杯程度)
    → 炭水化物 約37g

つまり

  • ごはん小盛り+主菜+副菜

のような定食スタイルなら

外食でも十分血糖管理は可能です。

外食は

  • 食事を楽しむ時間
  • 家族とのコミュニケーション

として大切な時間でもあります。

無理に避けるのではなく

上手に付き合うことが大切です。

妊娠糖尿病の食事療法についてはこちらの記事も参考にされてください。→【管理栄養士が解説】妊娠糖尿病の食事療法|血糖値を安定させる具体策と将来への影響

妊娠中はなぜ血糖値が上がりやすい?

妊娠中は

胎盤ホルモンの影響で

インスリンの働きが弱くなる

ことが知られています。

そのため妊娠前と同じ食事でも

妊娠前

→ 血糖値はゆるやかに上昇

妊娠中

→ 血糖値が急上昇しやすい

という違いがあります。

この急上昇は

血糖値スパイク

と呼ばれます。

妊娠中の血糖値スパイクについてはこちらを参考にされてください。👉【管理栄養士が解説】妊娠中の血糖値スパイクとは?急上昇の原因・インスリンと脂肪蓄積の関係までわかりやすく解説

妊娠糖尿病の外食で大切な3つのポイント

外食で血糖値を安定させるために大切なポイントは3つあります。

①主食だけのメニューを避ける

例えば

  • ラーメン
  • パスタ
  • うどん単品

などは

炭水化物中心の食事になりやすく

血糖値が上がりやすいメニューです。

妊娠糖尿病では

炭水化物だけでなく

  • たんぱく質
  • 食物繊維

を一緒に食べることで

血糖値の上昇をゆるやかにできます。

おすすめ

  • 定食スタイル
  • 主菜+副菜

妊娠糖尿病のおにぎりやパンの食事についてはこちらの記事にまとめています。↓

【管理栄養士が解説】妊娠糖尿病でもおにぎりは食べていい?血糖値を上げにくい食べ方とおすすめの具

【管理栄養士が解説】妊娠糖尿病でもパンは食べていい?血糖値を上げにくい選び方と食べ方

②野菜から食べる

食べる順番を

①野菜

②たんぱく質

③主食

にすることで

血糖値の上昇を20〜30%程度抑えられる

という研究もあります。

外食でも

  • サラダ
  • 小鉢

を先に食べるとよいでしょう。

③ゆっくり食べる

早食いは

血糖値スパイクの原因になります。

目安

1食15〜20分

よく噛んで食べることで

  • 満腹感が得られる
  • 食べ過ぎ防止

にもつながります。

妊娠糖尿病でも食べやすい外食メニュー

外食では

定食スタイル

がおすすめです。

理由

  • 主食
  • 主菜
  • 副菜

が揃いやすく

栄養バランスが整いやすいからです。

具体例

和食定食

おすすめ

  • 焼き魚定食
  • 刺身定食
  • 鶏の照り焼き定食

ポイント

  • ごはんは小盛り
  • 野菜を先に食べる

ファミレス

おすすめ

  • ハンバーグ+サラダ
  • グリルチキン
  • サラダ付きプレート

ごはん量を調整できる場合は

小盛りを選ぶと安心です。

麺類を食べたい場合

麺類は

炭水化物が多くなりやすい

ため

  • サラダ

などを追加するとよいでしょう。

  • そば+温泉卵
  • うどん+鶏肉トッピング

コンビニ利用が多い方はこちらの記事を参考にされてください。

【管理栄養士が解説】妊娠糖尿病でもコンビニ食は大丈夫?血糖値を上げにくい選び方とおすすめの組み合わせ

【管理栄養士が解説】妊娠中コンビニ完全ガイド|数値でわかる安全な選び方

外食で注意したいメニュー

血糖値が上がりやすい外食メニューもあります。

ただし

絶対に食べてはいけないわけではありません。

頻度や量を調整することが大切です。

注意例

  • 丼もの(牛丼・天丼)
  • ラーメン+チャーハン
  • 大盛りパスタ
  • 揚げ物中心の定食

これらは

  • 炭水化物
  • 脂質

が多くなりやすく

血糖値が上がりやすい組み合わせです。

妊娠中に注意したい外食の食材

妊娠中は血糖値だけでなく

食中毒や栄養バランスにも注意が必要です。

例えば

注意したい食材

  • 生肉
  • 加熱不十分の肉
  • ナチュラルチーズ
  • 水銀の多い大型魚

これらは妊娠中に注意が必要です。

詳しくはこちら

👉【管理栄養士が解説】妊娠中に避けたい食べ物一覧|理由と目安量をやさしく解説

外食とうまく付き合うことは将来の健康にもつながる

妊娠糖尿病と診断されると

  • 食べるのが怖い
  • 外食は我慢しないといけない

と感じる方も多いです。

しかし大切なのは

極端な制限ではなく、血糖値を安定させる習慣です。

妊娠期に身につけた

  • 食事のバランス
  • 食べる順番
  • 食事量の感覚

出産後の健康や

将来の生活習慣病予防にもつながります。

妊娠期は

赤ちゃんだけでなく

ママの健康を見直す大切な機会でもあるのです。

まとめ

妊娠糖尿病でも

外食は可能です。

大切なのは

  • 主食だけのメニューを避ける
  • 野菜から食べる
  • ゆっくり食べる

という基本の食べ方です。

外食を無理に避ける必要はありません。

メニュー選びを少し工夫するだけで

血糖値を安定させながら食事を楽しむことができます。

妊娠期の食事は

赤ちゃんの健康だけでなく

ママの将来の健康にもつながる大切な習慣です。

できることから少しずつ整えていきましょう。

妊娠中の体重や血糖値について、基礎からまとめて知りたい方はこちらも参考にしてください。→【完全ガイド】妊娠中の体重・血糖管理|増加目安・食事量・妊娠糖尿病までまとめて解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

コメントを残す

*