おせちにも普段のおかずにも筑前煮
筑前煮は、普段のお料理の中でも作り置きメニューとして重宝したり、いろんな食材でアレンジしながら作りやすいのでみなさんのご家庭でも作る頻度が比較的多いメニューなのではないでしょうか。
筑前煮は作り置きがしやすいので、
普段使いにも便利な一品ですが、
実は、お祝い行事に縁起のいい料理としても古くから親しまれています😊
なぜなら、使われる具材には願いが込められたものを使用し、昔から縁起がいいとされるからです。
今回私は人生初のおせちを作ったのですが、
普段作っている筑前煮のレシピにて具材を工夫して、お祝い用の筑前煮を作ってみたのでよかったら紹介させていただければと思います😌後ほどそのレシピを紹介しますね✨
レシピのポイント
旨味たっぷりの出汁を使う
また、今回のポイントは、だしは干し椎茸の戻し汁を使いました。干し椎茸がなくても顆粒だしでも美味しくできます。
また、顆粒だしや、椎茸の戻し汁がなくても、水に調味料をいれるだけでも美味しく出来ます✨
今回は私にとって、せっかくの人生初おせち作りなので、干し椎茸の戻し汁を使いましたが、私の普段の料理としての筑前煮は出汁は使わず水に調味料を入れてつくることが多いです。
旨みのある出汁(または戻し汁)を煮汁に使う事で美味しさが格段にアップします。普段もそれなりに美味しくて満足してましたが、今回のは椎茸出汁の旨みがプラスされたぶん普段より旨味をたっぷり感じられる仕上がりで美味しくできたなぁと感じています😊
干し椎茸は具材としても使えるし、戻し汁は水につけておくだけなので火を使わずに旨味が抽出できるので扱いも簡単ですよ♪
干し椎茸の扱いに慣れていない方でも、とってもシンプルで簡単なので是非この機会にどうぞ♩
味付けは覚えやすい黄金比で
また、ポイントの二つ目は覚えやすい味付けです。
酒:しょうゆ:みりん=1:1:1
この比率で調味料を入れて煮込むだけで美味しくできます。いちいち味付けをネットで調べたりするのも時間がかかって面倒なので、私はこの比率を覚えて筑前煮は毎回この比率で作るようにしています😊
母から教えてもらった黄金比ですが、本当に覚えておくと便利なのでよかったらみなさんも参考にされてくださいね♩
食材に込められた願い
筑前煮の食材にはその食材の特徴や見た目からこんな願いが込められます。
主なものについてピックアップしました⬇︎
ごぼう
その土地に強く根付き末長く繁栄しますように。
れんこん
将来の見通しがよくなりますように。
里芋
子孫繁栄。子宝に恵まれますように。
ほかにもにんじんや椎茸も縁起のいい食材として知られます。
にんじんは梅の形に切ったり、椎茸も亀の甲羅に見立てた飾り切りにすることで更に縁起良く見た目も華やかになります。(今回は飾り切りはしていませんが。。笑)
筑前煮のレシピ
(材料6-8人分)
・鷄もも肉 1枚
・干し椎茸 2枚
・水 250ml
・ごぼう 1/2本
・れんこん(小) 1節
・里芋 4個
・にんじん 1/2本
・干し椎茸の戻し汁 200ml
・しょうゆ 大さじ2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・油 大さじ1/2
(作り方)
①干し椎茸は水250mlに浸しておく。もも肉は一口大に、ごぼうは斜め切り、れんこんは半月切り、里芋は皮をむき半分に、にんじんは乱切りにする。
※れんこんとごぼうは5分ほど水にさらして水気を切っておく。一つの容器に水をくんで蓮根とごぼうどちらも一緒にいれて大丈夫です。
※里芋は切った後に軽く塩揉みして洗い流す。
②フライパンに油をひき、鷄もも肉を炒める。色が変わったら①の残りの食材を入れて更に炒める。干し椎茸は水気を切って石突きをとり、半分に切っていれる。
③全体に油がまわったら、椎茸の戻し汁としょうゆ、酒、みりんを入れて一煮立ちさせ、落とし蓋をして20分ほど煮込む。煮汁が減って食材が柔らかくなれば完成。
作り置きとしても2-3日は大丈夫なのでふだんの作り置きレシピとしてもおすすめです。
私のように出汁をとるのが面倒だというときは出汁は使わず、水にで代用しても◎です!その場合も分量は今回のレシピ通りでも美味しくできますよ😊
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